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皆さん、こんにちは。社民党幹事長の又市です。
今度の解散・総選挙は、憲法を無視し、実に国民をバカにしたものです。
小泉首相は、自民党でまとまらない郵政民営化法案を無理に国会に出し、これを「否決したら解散するぞ」と、散々国会議員を恫喝してこの法案を押し通そうとしました。参議院は、郵政民営化の本質は財界のビジネスチャンス作りであり、国民には身近で便利な年金や貯金の受払いなどのサービスが失われる「百害あって一利なし」の法案だとして、否決というレッドカードを突きつけたのです。
ところが小泉首相は、参議院には解散がないので法案を通した衆議院を解散したのです。前代未聞の正に八つ当たり解散です。そして「言うことを聞かない奴は公認しない」「刺客を送って落とす」と、暴力団顔負けのいじめをやっているのです。政治は生きた教育と言われますが、こんな政治家に政治や教育を語る資格はないですよ!
こんな独裁政治を許せば、来年の医療制度の再改悪も、17兆円のサラリーマン大増税も、また憲法や教育基本法の改悪も、あっと言う間に強行されます。今度の選挙は、小泉独裁政治とそれに黙って従う自民党に、国民の皆さんがレッドカードを突きつける絶好のチャンスなんです! |
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2. |
皆さん!自民党は「郵政などの改革を進めるのか、それをやめるのか」を争点にしています。本当の争点は、4年4か月の小泉政治の審判です。
完全失業者は常時300万人、不安定な身分の非正規労働者は1500万人に膨れ上がり、自殺者はリストラに遭った中高年者を中心に毎年3万人です。
そして勤労世帯の収入は7年連続で下り続け、生活保護基準以下である年収200万円以下の世帯が17.5%(6軒に1軒)に増えました。その上、医療・年金・介護保険が次々改悪されてきました。
国民の暮らし破壊のオンパレードです!
日本は、一昔前「一億総中流」つまり所得格差や社会的格差の小さい社会と言われました。ところが小泉政治は、これを「弱肉強食の競争社会」に転換し、いまや多くの国民が将来不安と雇用不安で一杯です。
加えて、テロ特措法、有事法制、イラク特措法を相次いで強行し、そして自衛隊を米軍のお供として、いつでもどこへでも派兵するために、憲法9条改悪の動きを強めています! |
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3. |
皆さん!今度の選挙は、「国民生活と平和憲法とアジア外交ぶっ壊しの小泉政治を許し続けるのかどうか」です。
郵政民営化はこの争点隠しなのです。私たち社民党は、「国民を見ずして、改革なし」と訴えています。
「改革」という言葉で国民に犠牲と痛みばかりを押し付けた「小泉改革NO!」の声を、今こそ選挙で示そうじゃありませんか!
「二大政党になっても政治はちっとも良くならない」と言われます。
今の民主党の大勢は、くらしを破壊する構造改革・規制緩和を「もっと早く徹底してやれ」という人たちです。
また憲法改悪に基本的に賛成で、自衛隊の海外派兵も基本的に賛成です。つまり自民党と民主党の基本政策がほぼ同じなのですから、政治が良くなるわけがありません!
「社民党が小さくなって政治がおかしくなった」とよく言われ、申し訳ない思いで一杯です。どうか私たち社民党に力を与えて下さい!
比例代表は、国民の暮らしと平和を党是とする社民党へ、そして選挙区は社民党の候補にご支持・ご支援を賜りますよう心からお訴えします!
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