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1. |
皆さん、今度の参院選は、昨年の政権交代で「大企業の利益優先」から「国民の生活再建優先」の政治への転換をさらに進めるのか、それとも引き戻すのかが焦点です。
自民党は「消費税増税と法人税減税」を公約に掲げました。驚くことに、民主党がこれに便乗し、与野党の二大政党が元の「大企業の利益優先」の政治に戻すと言い出したのです! 国民がこれを許すのか否かが問われる重要な選挙です。
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2.
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皆さん、消費税が導入されてから22年です。この間の消費税の税収は224兆円で、同じ時期に企業減税などで法人3税は208兆円も下がりました。つまり消費税は「福祉目的」と言いながら大企業減税の穴埋めに使われてきた、だから年金・医療・介護、福祉が次々後退してきたのです! 皆さん、「4年間は消費税率を上げない」公約破りは許せません!
私たち社民党は、国民生活をさらに困窮させ、消費と内需を減退させる増税路線に断固反対です! 壊されてきた国民生活の再建に向けて、国民の可処分所得や正規雇用を増やす、社会保障を拡充する、内需を拡大することに全力を挙げるべきだと提唱しています!
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3.
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皆さん、菅首相は「強い経済、強い財政、強い社会保障の実現」を標榜しています。しかし皆さん、忘れてはなりません。かつての小泉「構造改革」は、大企業に過去最高益を連年保証する一方で、勤労者の所得は20年前の水準に落ち込み、働く者の1/3が非正規に、5世帯に1世帯が年収200万円以下になり、社会保障も地域も、経済も壊しました。その「構造改革・規制緩和」に賛同した人々が主要閣僚を占める菅内閣が進める「強い経済、強い財政」は、再び大企業の利益優先と社会的格差の拡大、大衆増税とそのための一層の公務員バッシングに走る危険性が大なのです!
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4.
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また私たち社民党は、「普天間基地は海外、最低でも県外移設」「連立3党と沖縄と米国の同意を得て進める」との言明・公約をいとも簡単に簡単に破る政治の変節を断じて許すことはできません。沖縄県民の声を尊重し、米国との協議はやり直すことを求めます!
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5.
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いま日本の政治がなすべきことは、少子・高齢社会が進展する下で、いのち(医療・介護・福祉、子育て、教育)とみどり(環境・エネルギー・農林水産業)などの分野に積極的に投資して雇用創出・正規雇用を拡大し、国民の生活再建・担税力強化を図ることです。そして当面の財政対策としては、@6700もある独立行政法人・公益法人の事業と天下りの見直し・削減、不要不急の公共事業の削減(1〜2兆円)、A特別会計の見直し・ムダの排除(3兆円)、B租税特別措置など不公平税制の徹底是正、法人税・所得税の累進制の強化(4兆円)、C米軍への思いやり予算はじめ軍事費の削減(1兆円)などで10兆円を捻出することを、社民党は提唱しています。どうか皆さん、ご理解ご支援を訴えます!
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6.
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皆さん! 古い政治への逆流を図る自民党と、これに安易に同調しようと変節する民主党ではなく、今度こそ、「生活再建」「いのちと平和を大切にする」社民党に、「政治の品質保証役」としての力を与えて下さい! 選挙区は社民党公認または推薦する候補に、比例代表は社民党をご支持いただきますよう、心から訴えします!
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