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2013年度補正予算に反対 今回の補正予算は、財政法第29条の「特に緊要となった経費の支出」という趣旨を逸脱し、当初予算で無駄だとして削られた公共事業の復活や拡大、急を要しない基金事業などを盛り込み、結局5兆5千億円をばらまいて無理やりGDPを押し上げ、次の消費税増税の決定につなげる意図が見え見えだ。消費税増税と物価上昇等に苦しむ庶民への配慮は皆無であり、わが党はこれに反対した。 |
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A
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「責任野党」論 安倍首相は施政方針演説で「責任野党とは柔軟に誠実に政策協議を行う」と語った。政権与党の政策に与しない野党を「無責任野党」と批判して野党を分断し、一部を与党の補完勢力に取り込もうという策謀だ。政権をチェックする野党本来の使命を放棄させようなど、議会制民主主義を理解していない者の言に他ならない。 |
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B |
選挙制度改革 違憲又は違憲状態判決が相次いでおり、選挙制度改革が喫緊の課題である。わが党は、既に「一票の格差の解消と同時に民意を的確に議席数に反映させるために、『比例代表選挙を中心とした選挙制度』への抜本改革」、具体的には、@政党が獲得した票(政党名又は候補者個人名)に応じて議席を配分する比例制を中心とし、地域代表の性格も重視した小選挙区比例代表「併用制」又は「連用制」、A小選挙区については「一人別枠方式」を廃止して完全人口割り、B定数問題についてはOECD(経済協力開発機構)加盟34カ国の中、人口比で33番目に少ない現状から、480定数は維持すべきで、財政事情や増税論議からの削減論は本末転倒である―と提案してきた。
一昨年の総選挙では、小選挙区で自民党は4割の得票率で8割の議席を占めたように、民意が歪められる制度の改正が重要である。これを無視した小選挙区比例代表並立制の存続と定数削減の提案には反対だし、社・共を除いた協議の動きには断固抗議する。 |
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C |
橋下大阪市長の出直し選挙 橋下大阪市長は、持論である「大阪都」構想に議会側の同意が得られないから市長を辞職し出直し選挙に立候補すると表明した。市長と議会はいずれも選挙による市民の代表であるから、粘り強く話し合って妥協点を見出す努力が求められる。自分の意に沿わないから出直し選挙に訴えるというのは乱暴で、やんちゃ坊主のわがままみたいだ。たとえ橋下氏が再選しても議会の構成は変わらず、ことが進むとは思えない。多額の費用を使って市政を混乱させるだけではないか。 |
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D |
NHK会長と経営委員の言動 籾井会長の就任会見での一連の発言は不偏不党・公正中立を求められる「NHK会長として不適格」である。そうした人物を選任した経営委員会に「安倍カラー」といわれる人物を政府が送り込んだ結果でもある。だからわが党は、問題ある人物の同意人事に反対した。特に百田委員が都知事選で特定候補の応援に立ち「南京大虐殺はなかった」などと述べ、また新聞社で拳銃自殺した元右翼幹部を礼賛する追悼文を書いた長谷川委員など、内外に公共放送NHKの危機を抱かせる。昨日の参院総務委員会理事懇談会ではNHK問題の集中審議を申し合わせた。経営委員会のみならず安倍内閣を厳しく追及していく。 |
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