2019.06.18

1.議員と党首の職務復帰について 
   去る5月14日、都内の病院で肺がんの手術(右肺の下部5割近く切除)を受け、同25日に退院し、以後、医師の指示に従い療養してきました。6月12日に、術後1か月の検診を受けたところ、以下のような診立てでした。
 @術後3か月くらいで肺機能は従来の8割程度まで回復する。順調な回復過程にある。
 A現在の息切れや動悸、声が出しづらい状態、食欲不振などは徐々に回復していく。
 B医者としては、今が大事な時だから無理をなさらぬようにと申し上げる。
 こうした医師の診立てと、終盤国会や参院選の日程を勘案し、街頭演説等は当面困難ですが、本日から参議院議員と党首の職務に復帰することにした次第です。
 多くの皆様に大変ご心配・ご迷惑をおかけしましたが、様々なご配慮のおかげで、療養に専念することができました。心より感謝申し上げます。
       
2.参院選への不出馬について 
 私は自らの出処進退に関して、2月の全国代表者会議で、党役員の世代交代・新陳代謝を図るため、この7月の参院選比例代表には出馬しないこと、そして党首としての任期が来年2月まであるので、あらゆる場面で党の先頭に立つ決意であることを表明し、身柄を党に預けてきました。
 党としては、32の1人区の野党候補一本化調整や衆・参ダブル選挙の際の対応などを慎重に検討・模索してきましたが、その過程で4月末に私の健康上の問題が発覚し、これ以上無理はさせられないとの判断に至ったとの報告を受けました。
 したがって、地元県連合や後援会とも相談し、7月の参院選には比例代表・選挙区ともに出馬しないこととしました。今回の判断についてご理解をいただくようお願いするとともに、今まで支えて下さったすべての皆様に心から感謝を申し上げます。
 なお、党首としての任期は来年2月まで与えられていますので、その間は党首の職責をまっとうし、次の世代に党を引き継いでいけるよう全身全霊を尽くす覚悟です。
       
以 上