2019.08.15

 日頃からの社民党と私に対するご支援ご協力に心からお礼申し上げます。また先の参議院選挙でもわが党や立憲野党と共に闘っていただき、自民党の9議席減など「改憲勢力を3分の2割れ」に追い込むことができたこと、そして吉田忠智さんの議席回復と党の得票率2%獲得を勝ち取っていただいたことに心から感謝申し上げ、共に喜びたいと思います。
 
 さて私は、2001年に皆さんの力で参議院議員に送り出していただきましたが、この度、3期18年の任期を満了することができました。
 この間の活動は、年2回の『又さんだより』などで報告してきましたが、その概要をふり返りますと、@「小泉構造改革」との対決で口火を切った政権側との論戦は総務委員会を中心に540回(この18年で最多質問3人のうち)に及び、A特に決算委員会では数10回にわたって各種特別会計の「埋蔵金・無駄遣い」を追及し、本会議で全会一致の内閣への警告決議につなげ、合計32兆円余の特会財源の一般会計への活用に結び付け、Bまた長年の懸案であった国鉄分割民営化に便乗した国労組合員1047名のJR不採用事件(国家的不当労働行為)の23年ぶりの政治解決の交渉の中心的役割を担い、Cそして党では、この間、幹事長・副党首・党首として全国を飛び回ってきました。Dさらに、かつて民主党(現在の立憲民主党や国民民主党)と日本共産党は水と油の間柄で国政選挙では競合してきましたが、わが党が仲立ちし安倍政権打倒に向けて“今こそ小異を残して大同に就こう”と粘り強く働き掛け、今日の院内外の共闘・統一候補の擁立につながってきたのです。
 もとよりこれらは、多くの皆さんの支えがあればこそ成し得たことであり、改めて感謝申し上げます。
 
 私の参議院議員の任期は7月28日で満了しましたが、社民党党首としての任務は来年2月の全国大会まで果たさなければなりません。前述したように、参院で改憲勢力を3分の2割れに追い込んだことは、立憲主義・民主主義・平和主義を蹂躙して暴走する安倍政権に一定の打撃なのですが、安倍氏は依然「2020改憲」を公言し、野党の一部を抱き込んでも改憲論議を進め、何としても9条改憲(戦争できる国づくり)に突き進もうという構えです。そのために、来春にも解散・総選挙に打って出て、改めて衆院での3分の2以上を確保して勢いをつけようと狙ってくる可能性が十分あります。
 よって立憲野党は、当面、参院選の13項目の政策合意を踏まえて、立憲野党の連立政権の政策協議や289小選挙区のすみ分け・選挙協力の調整などを進めなければなりません。そのためにも野党共闘の要役・社民党の前進、具体的には「5議席以上・得票率3%以上」を目指さなければなりません。そうした職責をまっとうし、次の世代に党を引き継いでいけるよう全身全霊を尽くす覚悟です。
 引き続き共に闘っていただきますようお願い申し上げます。
 
 これまで頂いた皆さんのご厚情ご支援に重ねて感謝申し上げ、決意の一端を添えてご挨拶といたします。